カンボジア人財育成は朝の唱和から始まります。その2

2017-03-18

カンボジア人財発掘機関JTCです。

人財育成は朝の唱和から

弊社ではカンボジア人財発掘、カンボジア人財育成に真剣に取り組んでいます。
日本人とカンボジア人が共にカンボジア人財の発掘、共育を行いカンボジア技能実習生を送出しています。

次回に引き続き朝の唱和の紹介。

一つ、私たちは
昨日より今日はもっとピカピカに清掃します。

一つ、私たちは
心から湧き上がる笑顔で
元気よく挨拶します。

一つ、私たちは
どんなことがあっても
夢をあきらめない!チャレンジし続けます。

この3つの文章を全員で唱和します。

前回は人財共育と清掃について紹介しました。
今回は2番目の笑顔と挨拶、3番目の夢とチャレンジについて。

いにしえは小学、灑掃、応対、進退の節、、、

弊社では人格共育の根本理念に朱子の小学を取り入れています。
といっても漢字の多い中国古典を暗誦するとか、写経のように書き写すといった教育は行っていません。

人財共育の基本理念

人財共育の基本理念


知行合一の精神の基に、
行動して経験して体験することに重きをおき型から入っていくことを推奨しています。

毎朝の生活は清掃から始まり、
人間生活の根本を支える清掃習慣を身に付ける日々を送っています。

応対、というのは、
相手に応じて受け応えをするという意味があります。相対する人の気持ちを察して応じることが大切。

相手が気持ちいいと感じる応対とは何でしょうか?

心から湧き上がる笑顔で元気よく挨拶されたらどう思いますか?

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心から湧き上がる笑顔には嘘偽りの感情がありません。
泉のように湧き上がる笑顔には真心が宿っており他人を幸せにする力があると我々は信じます。

そして大きな声で元気よく挨拶すると、
挨拶を受け取った周りの人は元気をもらい、職場が明るくなります。
笑顔と元気の良い応対で場を照らす明るいカンボジア人財育成をしています。

人と会ったら、まずは挨拶。

自分から挨拶できる人間が最近は少なくなってきました。
挨拶は当たり前のことに思われがちですが、当たり前の挨拶が出来ない人はとても多いと感じます。

人と相対する時に最初におこなわれるのが挨拶です。
最初に気持ちのいい挨拶をすることで応対のロケットスタートを決め、
清掃で培った小さな汚れも見落とさない注意力を発揮するのが人財だと考え唱和に入れました。

一つ、私たちは
心から湧き上がる笑顔で
元気よく挨拶します。

夢なき者に成功なし

夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。
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吉田松陰先生の言葉です。

夢なき者に成功なし、
人間は夢をもつことで活気にあふれ輝き始めると考えます。

現在は、
日本へ技能実習生として旅立つ若者に日本語教育と人財共育を提供しています。

彼らが、なぜ日本語を勉強するのか?夢や希望を日本に持っているからです。
日本でお金を稼ぎたい、日本の技術を習得したい、日本に行けば人生が変わる。
みんな真剣に日本で仕事をすることを夢に見ています。

日本に行った後はどうなるのか?
お金を手にした後の人生は?

中国やベトナムの多くの実習生が帰国後に定職に就かない現実が多いと聞きます。

日本で大金を稼ぎ、
家族に家を建てて叶えたい夢がかなった実習生の多くは働き続けないそうです。

しかし我々は、
夢や目標を新たに設定し続ける大切さ、
そして決してあきらめない姿勢を確立して欲しい想いから最後の唱和としています。

一つ、私たちは
どんなことがあっても
夢をあきらめない!チャレンジし続けます。

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